いけよんケアマネ連絡会
住みやすく、働きやすい地域作りに貢献します!
第7回 8/18(木)18:30~20:00 老健えびすの郷にて
今回の連絡会は 37名のご参加頂きました。
・会員以外の参加者紹介(東部ケアマネ連絡会 黒木様 民生委員 長井様、 CSW 阿部様、古賀クリニック 古賀先生、森様、和田様 葵の空訪看 有賀様 ベストリハ訪看 朝賀様 )
1、情報の共有・交換
・8月末で「特定集中減算」の前期満了となり、来月に届け出を提出しなくてはいけませんので内容の再確認。私の事業所は27年度後期「正当な理由」に該当していたので、前回提出分が制度改正後初めての申請でしたが、正当な理由として認められたので減算の対象にならなくてよかったです。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/hoken/kaigo_lib/gyoumutodoke/27_gensan.html
・先月に新しい「介護負担割合証」「限度額認定証」等が届いているので状況確認しました。
認知症等により紛失してしまう方もいらっしゃり、再発行の申請業務が手間になっている。負担割合の変化や減額の対象の変化等もあり、調整を検討しなくてはいけない方もいらっしゃる状況確認をしました。大きな混乱はないようです。
2.会員の能力向上(事例検討、研修等)、地域交流
「私のリハーーレ! ~教えてリハビリ職~ 」
今回は自立支援の要でもあるリハビリ職で大変お世話になっているアモーレ
な方々代表として
☆えびすの郷訪問リハビリ 鶴見様(作業療法士)
☆さかいリハ訪問看護ステーション 早川様(理学療法士)
☆訪問マッサージいしはら鍼灸院 石原様
にお越し頂き、ケアマネレペゼン(代表)として厳しい第三者の目で崖から飛び降りる覚悟でオハナシGOしました。(笑)
■訪問リハビリ 指示書期間、概ね1〜3カ月 料金、20分 おおよそ300円 利用上限、週120分
訪問看護(リハビリ職がいる)に比べて事業所数が少ない為、選択の幅が狭い。
■訪問看護 指示書期間、概ね3〜6ヶ月 料金、20分 おおよそ300円 利用上限、週120分 。
定期巡回(看護あり)との併用はできない。原則2事業所での訪問看護対応はできない。
訪問看護からのリハビリ利用の為、月1回看護師が訪問する場合がある。
■訪問マッサージ 医師の同意書、3ヶ月 料金 医療保険で対応。おおよそ30分300円(1割負担の場合) 利用上限はないが毎日は難しい。生活保護受給者は利用が6ヶ月くらいになる事がある(豊島区の場合)
■その他
・指示書、同意書の作成料は100~300円(利用者負担)
・医師からの細かいリハビリ内容への指示があることは少ない。
・初回の指示書の依頼はケアマネからしてもらうとありがたい。(病院との関わりがない事がある為)
・リハビリ目的の訪問看護と訪問リハビリの併用NG
・記録もリハビリ時間内に含める。
・通う(施設も)リハビリと違い器具を使用するリハビリが難しい。しかしながら、住み慣れた環境で行う為、細かい所に目配りした、リハビリのプログラムを組む事ができその方に合わせた1:1のリハビリを行える。
・訪問リハビリと訪問看護による、リハビリ職によるサービスのリハビリ内容にほとんど変わりはない。
・理学療法士と作業療法士が行なうリハビリについては、内容が重なる部分が多いので、担当を決める時に役職をあまり気にしなくて良い。<例>起立動作→理学療法士が行なうと思うが作業療法士でもok等。
・上記より、リハビリを行いたい経緯と具体的にどうなりたいかを伝えてもらえるとプログラムを組み易い。
<例>本人はあまりリハビリを行う事に乗り気ではないが、家族の介護負担軽減の為に、一人でトイレ動作ができるようになって欲しい。
本人の強い希望で車イス移動から一人で歩けるようになりたいとの事。それが可能であるか専門的な評価と意見を伺いたいです。
・疾病でなく加齢による体の痛み(痛み止め薬等であまり効果がない場合の腰痛や膝痛)で訪問マッサージが有効になる事もあるので疼痛の解消として、利用者様に提案してもよいかも?
・マッサージは精神的ケアにもなる場合もある。
連絡会当日は日中に大雨と雷の超悪天候でしたが、夕方には晴れましたのでよかったです。
今回も改めてリハビリ職(他職種)の方の業務を理解でき今後の連携や、よりよいケアプラン作成に活かせそうな話が伺えました。医師との関わりも必須なので、情報共有ツールとして前回も書きましたが、MCSを活用できると、主治医の先生へ書類作成の依頼や状態の報告も手軽にできると思いました。