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いけよん地区ケアマネ連絡会・4月便り

 

第5回 4/22(金)18:30~20:00 老健えびすの郷にて

    今回の連絡会は  33名のご参加頂きました。

    ・会員以外の参加者紹介(おおきな木 黒木様 第一法規 金子様 堺訪問看護リハビリ 早川様)

 

1、情報の共有・交換

 ①新総合事業がはじまっての感想

 →おおきな木(黒木様)より東部包括での総合事業について包括エリアのサービス事業所等集まっての説明会を開催した。現状、具体的業務について包括、区役所ともに不明点等を確認しながら取り組んでいる。

 ②特定事業所集中減算シートの提出

 →後期集中減算シート(平成27年9月~平成28年2月まで)のシートを無事に東京都福祉保健局に提出されたか確認。参加者より特に問題なかった反応。今後も定期的に提出する負担がある。集中減算にならないように要件の把握は大事。

 ③東京都退院支援マニュアル

 →東京都福祉保健局より『平成28年3月改訂版 東京都退院支援マニュアル』の送付があった。各自届いていると思うので確認しておくと良い。退院時の医療機関との連携、在宅介護に必要な医療情報等の受け方など確認シートが付いており有効に活用できる。新人・現任育成に活用できる。

 ④第一法規よりサービス紹介

 →第一法規ではインターネットサービスで介護保険法・制度に関する情報を法に親しめるようなサービスを目指して作っている。ケアマネジャーからのアドバイスも受けながら使ってもらえるものを発信していきたい。

 

2.会員の能力向上(事例検討、研修等)、地域交流

 『教えてMSWさん ~M・まじ? S・そうなの? W・わからなかった~』

 今回はパネラーとして関野病院MSWの権正さん、小泉さん 豊島区在宅医療相談窓口の中辻さんにお越しいただきました。皆さんがMSWになったきっかけをお話しいただき、MSWさんの病院での役割とは?入院患者は相談を受けるけど外来患者の相談は?やMSWさんの困りごとなどなど、限りある時間ではありましたが色々とお答えいただきました。最後には『あなたにとってMSWとは?』をプロフェッショナル私の流儀に載せてパネラーの皆さんからコメントをいただき閉会となりました(笑)。

 

 

(地域包括ケア病床)

 地域包括ケア病棟とは、急性期治療を経過した患者および在宅において療養を行って いる患者等の受け入れ並びに患者の在宅復帰支援等を行う機能を有し、地域包括ケアシ ステムを支える役割を担う病棟または病室。 平成 26 年度診療報酬改定において新設。

 詳しくは下記にアクセスしてみてください!(^^)!

 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000039380.pdf

 関野病院は地域包括ケア病床を9床→現在20床→いずれは50床まで拡大する計画があります。

 

(豊島区在宅医療相談窓口)

区民のみなさまが安心して在宅医療を受けられるように、医療と介護の専門知識を持つ相談員(医療ソーシャルワーカー)が在宅医療を希望するかたやご家族からのご相談を受けます。

また、医療機関や介護事業所等の皆様からのご相談も受けております。

http://www.city.toshima.lg.jp/211/kenko/kenko/zaitakuiryo/028179.html

 

 

(編集後記)

今後もいけよん地区ケアマネ連絡会ではこのような機会を作らせていただき、地域のMSWさんと交流ができると良いなと考えています。MSWさんは介護との架け橋を担う役割があると改めて感じました。医療制度も変わり、病院は在宅介護チームと連携をとり、いかに入院期間を短縮できるか迫られています。報酬に関わる=経営としての視点から連携強化も積極的にならざるを得ない状況ではないでしょうか。しかし、そもそも本当の医療サービスの効果、介護サービスの効果とはなんでしょうか。治療を受け在宅生活する患者の立場になって考えると見えてくるものがあると思います。制度のもとで考えるサービスだけに捉われず、医療と介護がいつかは『連携』とか『一体的に』という言葉を言われなくてもともに歩める時が来ると望みを持ち、今回の結びにさせていただきます。

 

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