いけよんケアマネ連絡会
住みやすく、働きやすい地域作りに貢献します!
第11回 3/17(金)18:30~20:00 老健えびすの郷にて
今回の連絡会は 37名のご参加頂きました。
・会員以外の参加者紹介 あいホームクリニック 田中先生、四丁目の家 宮川様、いけぶくろの家 江口様、愛グループホーム 米谷様、社会福祉事業団訪問介護 河合様、ツクイ板橋 白井様、霧島様、フランスベット 新村様、シルバーホクソン 本橋様、福田様、さかいリハ訪問看護 早川様、吉田様、R65不動産 山本遼様、いしはら鍼灸院 石原様、民生員 長井様、榊原様
1、情報の共有・交換
・3/6高齢者福祉課と主任ケアマネの代表が集まり今後の研修の行い方について
検討会を行いました。
今後豊島区のケアマネ研修の運営方法や研修内容について検討していくとのこと。
因みに吉田副会長が委員として参加します。
2.会員の能力向上(事例検討、研修等)、地域交流
「認知症高齢者を支える為に~あなたならどうする?~」 【教えて伊藤さん、嶌田さん】
今回は会長伊藤といけよん包括の嶌田さんを講師に迎え、
「認知症ライフサポート研修」を行いました。
■認知症ライフサポートとは
認知症の人、本人の意思を尊重しながら生命・生活・人生を支えていくこと。
その為に本人の課題を多面的にとらえ、
専門職間での目標を共有し、
専門職が相互の役割や機能を理解し、
チームとして認知症の人を支えること。
■多職種連携
多職種連携の重要性が叫ばれる中、様々な業種の方にお集まりいただき、
(医師、デイサービス職員、グループホーム職員、福祉用具職員、
民生児童委員、などの方々に参加いただきました)
視点の違いを確認し、横の連携の重要性を再確認しました。
また、包括→居宅ケアマネ→施設ケアマネなど時系列での連携も
確認しました。
■手遅れ型支援
認知症が進んでからでは、どうしても対処療法にならざるを得ず、対応策に限りが あることや、
本人の意思の確認が難しいことを確認しました。
■備え型支援
認知症になる前、もしくは初期段階から支援ができれば
支援の選択肢が増え、認知症の進行を食い止めたり、進行を遅らせる可能性がある。
事前に本人の意思確認ができていれば、
認知症が進行したときに施設入所、成年後見人制度の導入や万一の時の延命措置の
判断などがスムーズに行える。
ことを確認しました。
■まとめ
今回は認知症の人の意思を尊重しながら支援を進めていく方法として「認知症ライフサポート
研修」を行いました。
多職種連携は始まったばかりで、何をどうするのかまだまだ手探りですが、豊島区では医師会を
中心にMCSという手法が始まっています。それぞれがそれぞれの立場で何ができるかを考え
ながら日々の仕事の取り組むことが大切だと思います。
また、こうした勉強会を地域に広げることによって現役世代を支援に巻き込むことも必要と考えて
います。